

職場のリスクアセスメント
個人ばく露測定・生物学的モニタリングを活用した、職場の適切なリスクアセスメントを支援します。

現在発生している有害物質による職業性疾病の多くが、作業環境測定の対象とならない物質や、不定期作業などで発生しています。多種多様な化学物質に対応すべく、法的にも化学物質のリスクアセスメントによる企業の自立的管理が進んでいます。リスクアセスメント対象物質の中でも濃度基準値設定物質測定は個人ばく露測定で評価します。
また、作業環境測定結果が良好な作業場での職業性疾病の発生事例も数多くあります。これらの職業性疾病を予防するための測定は作業環境測定のみでは不十分で、個人ばく露測定や生物学的モニタリング(尿中代謝物等の測定)で補完することが必要です。これら3つの測定は、それぞれ一長一短があり、それぞれの特徴を活かした総合的な測定を行うことにより有害物質取り扱い作業場での適切なリスクアセスメントが行えます。
生物学的モニタリング
有害物質を取り扱っている労働者が有害物質にさらされることにより、体内にどれだけの量が摂取されたか、もしくは体内に有害物質が摂取されたことによって起こる早期の身体への影響を尿や血液で検査し評価します。

個人ばく露モニタリング
有害物質を取り扱っている労働者が作業場においてどれだけの有害物質(粉じん、有機溶剤等)にさらされているのかを測定します。またその有害物質の濃度が健康に悪影響を及ぼさない程度の濃度であるか評価をします。
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個人ばく露測定
(騒音) -
個人ばく露測定
(慣性衝突式分粒装置) -
有機溶剤個人ばく露測定
(パッシブサンプラー) -
個人ばく露測定
(サイクロン方式分粒装置) -
有機溶剤個人ばく露測定
(アクティブサンプラー)