尿検体は、非常に細菌が繁殖しやすく腐敗しやすい状態です。尿中の有機性の代謝物は、保存状態によっては細菌等によって分解されるため濃度低下が生じます。
このため尿の保存については生鮮食料品と同様の配慮が必要です当社での検体の保存テストの結果の一部を下記図に示しました。尿中デルタアミノレブリン酸、尿中馬尿酸等の検体保存時の濃度低下は、防腐剤として酢酸を添加(50vol%,0.05~0.1ml/10ml)することにより抑制することができます。
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