平成28年度のインフルエンザの有病者数と湿度の月別推移をみると、インフルエンザの有病者数は、平均的に湿度が低くなる冬季で多く、湿度が高くなる夏季で少なくなっています。冬の風邪の代表格である流行性感冒の病原であるインフルエンザウイルスは、湿度が低い(乾燥する)ほど活性力が増加します。 また、空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50〜60%)を保つことも効果的です。
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