kes労働衛生レポート
リスクアセスメント:作業環境を悪化させている要因
当社で作業環境測定を実施した作業環境の管理区分が『2』或いは『3』の作業場での、作業環境を悪化させている要因についての調査結果を示しました。
作業環境を悪化させている要因は、局所排気装置関係が86~87%を占めています。厚生労働省の化学物質・粉じん、騒音、暑熱に関するリスクアセスメントのすすめ方での、現在実施している管理手法の区分を示しましたが、やはりリスクは、見かけの管理手法ではなく、局所排気装置等により、取り扱い有害物質の作業環境中への発散がどの程度抑制されているかで見積ることが重要となります。