kes労働衛生レポート
調査事例:VDT作業と自覚症状〔肩、腕、首筋のこり痛み〕
某施設での健康診断の受診者について、VDT作業時間と自覚症状〔肩、腕、首筋のこり・痛み〕の訴え率の関係を男女別、年代別に調査した結果を示しました。
男女、各年代ともVDTの作業時間が長くなるとともに自覚症状〔肩、腕、首筋のこり・痛み〕を訴える割合が増加しています。
肩、腕、首筋のこり・痛みなど、VDT作業による頸肩腕等への影響が認められる場合は「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」などに基づく作業管理などの状況の把握と事後措置が必要です。
※令和元年7月12日から、『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』は『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン』となっていますが、VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインの基本的な考え方については変更されていません。