安定剤として鉛化合物を添加したプラスチック製品を製造しているA社の鉛健康診断の結果、血中鉛濃度は、粉状の鉛化合物を取り扱っている作業場から最も離れているプラスチック製品の切断作業者が高い値となりました。
作業場に出向いて、この原因を調査したところ、鉛化合物を添加したプラスチック成型品の切断作業時に発生する粉じん(鉛含有)を吸入していることが明らかとなりました。鉛化合物が添加されたプラスチック製品、ガラス製品などの加工作業についても、鉛作業に準じた管理が必要です。
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