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調査事例:ハンダ付け作業者〔飲食による経口摂取〕

作業環境中の気中鉛濃度が0.01mg/m以下である作業場のハンダ付け作業者(12社、61名)の血中鉛濃度(幾何平均値、幾何標準偏差)は、1名(20μg/dl)を除き、非ばく露者群と差が認められません。ハンダ付け作業者の中では血中鉛濃度が異常に高い(20μg/dl)作業者について調査したところ、休憩時間に作業場で飲食していることから、鉛の飲食による経口摂取が考えられました。

このように、検査値の分布からの異常値に着目することにより、作業場での衛生管理、作業管理などについての有用な情報が得られます。当該被検者数が多い場合、集団として評価することにより、ばく露の程度、作ハンダ付け作業者血中鉛の分布からの異常値の調査事例業環境管理、作業管理の状況などについて、有用な情報が得られます。

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