kes労働衛生レポート
調査事例:VDT作業〔目のかすみ⇒めまい〕
VDTの作業時間が長くなるとともに自覚症状〔目のかすみ〕を訴える割合が増1)加します。この自覚症状〔目のかすみ〕の有無と自覚症状〔めまい〕の訴え率との関係を某施設での健康診断の受診者について調査した結果を示しました。
男女、各年代とも自覚症状〔目のかすみ〕の有る受診者では無い受診者よりも自覚症状〔めまい〕を訴える割合が有意に高くなっています。
目がかすむなど、VDT作業による目への影響がある場合は、目への影響を介して、さらにめまいなどの自覚症状を訴える割合が増加します。
※令和元年7月12日から、『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』は『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン』となっていますが、VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインの基本的な考え方については変更されていません。